ウィンドブレーカーって?
普段スポーツをあまりしない人にとってやっかいなのがウィンドブレーカーの存在。ジャージと思って注文して、届いてビックリ!「思ってたんと違ーう!!」
そもそもウィンドブレーカーって何するもの?ジャージとどう使い分けたらいいの?
屋外スポーツの頼もしい相棒、ウィンドブレーカーの役割をご紹介します。
<STEP.1>基本編
「風を防ぐ」ウェア
POINT1. 伸びない
その名の通り、「ウィンド(風)」を「ブレーク(断つ)」ためのウェア。がウィンドブレーカーです。風を通さないことが前提なので、”基本的に”伸びません。
例外もありますが後程ご紹介するとして、、、まずは伸びないと思ってください。
POINT2. シャカシャカ?
動いて生地同士が擦れるとシャカシャカ音がするのが、一番基本のウィンドブレーカー。当店では”シャカジャー”と名付けているくらい、ウィンドブレーカーと言えばシャカシャカです。
例外もありますが、シャカシャカしたらまずウィンドブレーカーと思って大丈夫です。
<STEP.2>生地編
ナイロンやポリエステル
ポリエステルやナイロンを使用するのが一般的。ただ、最近増えているのがストレッチ性のある、”伸びる”ウィンドブレーカー。
こういったタイプは、ナイロンやポリエステルにポリウレタンを混紡していることが多いです。
POINT1. 乾きやすく丈夫
主な特徴は、、、
・耐久性が高い
・型崩れしにくい
・シワになりにくい
・乾きやすい
POINT2.シャカシャカ?カサカサ?
一般的にポリエステル100%のウィンドブレーカーはやや光沢感のあるシャカシャカとした生地感のものが多く、ナイロンはよりマットでカサっとした乾いたような質感になることがあります。
全てがそうなわけではありませんが、生地感にもほんの少し違いが感じられます。
<information>
熱に注意
ナイロンもポリエステルはよく似た性質なので違いが分かりにくいのですが、ナイロンの方がより熱に弱い性質があります。
アイロンや乾燥機には要注意!必ず洗濯表示と素材確認しましょう。
<STEP.3>いつ使うの?
春や秋~冬にかけて、屋外スポーツ全般で使えます。ただ、裏地によって厚みにかなり違いが出てくるので、季節やスポーツによって使い分ける必要があります。春や秋は裏地のない一枚物、真冬には起毛などといった感じです。
<STEP.4>機能編
ウィンドブレーカーには、使うシーンに応じた様々な機能が付いたものがあります。通常の洋服では見慣れない機能も多いので代表的なものをご紹介します。
POINT1. ベンチレーション
着用時の蒸れを防ぐための通気口のこと。一番一般的なタイプは、背面部分にスリットがあるタイプです。
いろいろなベンチレーション
ファスナーで開閉可能なタイプや、脇下などに小さなスリットがあるものなど、新しいタイプが続々登場しています。
POINT2. リフレクター(再帰反射)
車のライトなどの光に反射する素材で、ウィンドブレーカーやジャージにも付いていることがあります。夜ランなど夜間着用を想定している方は、リフレクターの有無もぜひチェックを!お子様の通学に使われる場合も、あると安心です。
①…胸ロゴがリフレクタープリントになった、一番一般的なタイプ
②…リフレクター素材を縫い付けたタイプ
③…シルバーではなくブラックのリフレクターは、目立ちにくくデザインを損ないません
POINT3. 指通し穴
手の甲を覆ってくれる指通し穴付きも。写真は袖口が柔らかなストレッチ素材で切り替えてあるので、風が入りにくくさらに保温性がアップ。
POINT4. さまざまなフード調節
一般的なフードひも以外に、フードの後ろにゴムがあるタイプやひもの先が出ていないタイプなど、スポーツウェアならではの機能的なフード調節機能があります。